宇佐美の石切り場♪
こんにちは!
先日ご紹介した宇佐美のウォーキングコースですが、そのコースの見どころになっている「石切り場」について、少し調べてみました(^^♪
江戸城の石垣の大半は、伊豆半島から運ばれた石材で築かれているそうです。
代表的な史跡として、宇佐美と富戸に跡地が見つかっています。
また、近年小田原でも採石場が発掘され、大きな話題になりました!
切り出された石には様々な刻印がされており、伊東市内でも120種類ほど発見されているそうで、同じ刻印が江戸城の石垣からも発見されていることから、伊東から運ばれた石が使われている確かな証拠になることはもちろんですが、刻印の種類の多さから、何を意味しているかのまだはっきり解明されていないのが現状のようです。
採石場から海岸まで運ばれ船に乗せられて、海路で一路江戸に向かった石船ですが、暴風で一挙に200艘もの船が転覆したという記録が残っており、三浦半島の沿岸には落とした石材が点在しています。
幕末までの二百数十年、いつでも石垣の再建に対応できるようにと「石場預」という役職者が各藩から任命され、石材と石引道を管理していたそうです。
伊東市民としては、江戸城の石垣のほとんどが伊豆石というのはとっても誇りなことです( *´艸`)
刻印の謎など、伊豆半島にはロマンあふれる歴史がまだまだたくさんあるようです♪
投稿日:2017/10/06 投稿者:佐伯 草子